魂のエルレイド

レンタルID MPT9LW
良ければ使ってください。レギュHの間は残しておくと思います。


[はじめに]

初めまして。Denjiと申します。

この度、s22で最終3桁を取ることができたので記事を書かせていただきます。初めての構築記事なので拙い文章になっているかもしれませんが良ければ最後まで見てください!

[構築経緯]

レギュレーションHになり、禁伝、準伝、パラドックスが環境から消えたことにより、相棒のエルレイドを活躍させることができるのではと思い、そこから構築を組み始めました。

ここで一旦エルレイドの強さ、弱さについて考えました。エルレイドの強みはまず、幅広い技範囲、特性切れ味による高火力、そして高い特防により特殊アタッカーへの対面性能があります。そのため、環境に多いガチグマやブリジュラスに対して凄まじい強さを見せることができます。一方で弱みは、物理耐久と素早さの低いことや技範囲が広すぎることによる技スペ不足などがあります。これらを踏まえ、エルレイドを軸として最大限活躍できるのは対面構築だと思いました。

シーズン序盤〜中盤

チョッキエルレイド→襷セグレイブ→イバンイダイトウの並びを軸として組んでいました。序盤はまだエルレイドの強さがあまりバレていなかったため初手に来るブリジュラスやガチグマ、サーフゴーなどの役割対象を破壊することができました。しかし、シーズンが終盤になるにつれて強さがバレてきて、初手にカイリューガブリアスなどの高火力物理アタッカーを出されてしまいました。そのため、「出し負けない」と言う対面構築の基本が瓦解してしまいました。

シーズン終盤

エルレイドを活躍させるには発想をガラッと変えないといけないと思い、気合いの襷にしたところ、あまりケアされずにイージーウィンできるようになりました。

他のポケモンたちの採用理由についても述べていきます。セグレイブイダイトウ軸を使っていた時にきつかったミミッキュの対策要員として使用していたウルガモスがあまりにも強かったので採用。イダイトウだと行動保証が心許なかったり、相手の積みアタッカーに対して弱かったのでミミッキュにしたところ、使用感が良かったので採用。セグレイブに変わる物理アタッカーとしてスケショカイリューにしたところ、これがまた強かったので採用。エルレイドが出しづらい時の第2の先発要員として頑丈エレビブリジュラスを採用。最後に受け破壊要員として隠密マントサーフゴーを採用して構築が完成しました。

[個体紹介]

ポケソルテキストを使わせていただきます。また、最終日のバトメモの記録から選出率も記入しておきます。

 

エルレイド @ きあいのタスキ

テラスタイプ: ゴースト
特性: きれあじ
性格: いじっぱり
143-194(252)-86(4)-76-135-132(252)
せいなるつるぎ / トリプルアクセル / サイコカッター / かげうち

 

調整意図

全てを破壊するためにa特化。カイリューに少しでも上を取りたいのでsぶっぱ。あまりb。

 

相棒枠。技構成は、当初トリプルアクセルではなく、サーフゴー意識の辻斬を使用していました。カイリューを重く見たためトリプルアクセルに変え、サーフゴーは裏で見る判断としました。最終日はトリプルアクセルをしっかり3回当ててカイリューを倒してくれたので最高でした。襷で1残ったところでゴーストテラスを切り、カイリューの神速を空かすことも多かったので強かったです。相棒の活躍が見られてとても嬉しかったです。

選出率87%で堂々の1位

 

ウルガモス @ あつぞこブーツ
テラスタイプ: フェアリー
特性: ほのおのからだ
性格: ずぶとい
188(220)-72-128(252)-156(4)-126(4)-124(28)
ほのおのまい / おにび / ちょうのまい / あさのひざし

 

調整意図

レギュAの構築記事からパクったのでわかりません。ただ、hが偶数だったりするので変更すべきだったのかもしれないです。

 

万能エース。bに厚く振ることでミミッキュを起点にできてしまう化け物。特性炎の体や炎の舞のc上昇などの上振れ要素が多いのが素晴らしかったです。フェアリーテラスは、耐性が優秀なだけでなく、ブリジュラスのドラゴンテールを透かすことで起点にし、イージーウィンを取れる試合がそこそこあったので良かったです。

選出率は46%で3位

 

ミミッキュ @ いのちのたま
テラスタイプ: ステラ
特性: ばけのかわ
性格: いじっぱり
131(4)-156(252)-100-63-125-148(252)
じゃれつく / のろい / かげうち / つるぎのまい

 

調整意図

asぶっぱ。あまりh

 

対面性能の鬼。特性化けの皮による行動保証によって、遅いポケモンには剣舞をして全抜き体制を整えたり、積みポケモンに対して呪いが打てたりと、とてもいい性能をしていました。しかし、最終日にじゃれつくを外しまくって勝ち試合を逃すことが多かったです。もっと対話を重ねないといけませんでした笑。ステラテラスは、ミミッキュの強い耐性を残しながら火力を上げることができたためとても良かったです。

選出率は82%で2位

 

ブリジュラス @ パワフルハーブ
テラスタイプ: でんき
特性: がんじょう
性格: おくびょう
165-112-151(4)-177(252)-85-150(252)
りゅうせいぐん / エレクトロビーム / 10まんボルト / ラスターカノン

 

見た目威圧枠。技構成は流星群、ラスカ、エレビは確定で、あと1枠を悩んでいました。その時、10万ボルトが強いと聞いたので使ってみたところとても使用感が良かったです。エレビを打った後でも電気技をノーリスクで打てるため、アーマーガアやヘイラッシャ、アシレーヌたちを奇襲して倒すことができました。初手枠その2として使っていたが、エルレイドを襷にしたことで初手性能が格段に上がり、裏出しができるようになりました。裏出しをすることで、相手が持久力だと誤認して先制技を打たずに突破できる試合がそこそこありました。テラスを電気にすることでエレビと10まんボルトの火力を底上げできたのがとても良かったです。電気テラスエレビでママンボウを奇襲した時はとても最高でした。この子は流星群をしっかりと当ててくれてとても偉かったです。

選出率は40%で4位

 

カイリュー @ いかさまダイス
テラスタイプ: はがね
特性: マルチスケイル
性格: ようき
167(4)-186(252)-115-108-120-145(252)
スケイルショット / じしん / アンコール / りゅうのまい

 

調整意図

カイリューに強く出るために最速、火力を最大限に出すためにa特化、あまり奇数調整にするためにh振り

 

自己完結ポケモン。竜の舞で上を取ってからアンコールを入れる動きがとても強力で、アローラキュウコンがいる時に初手に出して相手を破壊していた。構築にウルガモスがいる関係上、ステロを死ぬほど撒かれるので、2番手のエースとして投げることはあまりなかった。それでもレギュH最強ポケモンであるのである程度適当に使っても活躍してくれた。この子も最終日にスケショを外してしまって負けた試合があった。もっと対話が必要でした笑。

選出率は26%で5位

 

サーフゴー @ おんみつマント
テラスタイプ: ひこう
特性: おうごんのからだ
性格: ずぶとい
193(244)-72-161(252)-154(4)-112(4)-105(4)
シャドーボール / サイコショック / じこさいせい / わるだくみ

 

調整意図

s20のうわっきーさんの先制の爪サーフゴーの調整をそのままパクりました。

 

受け破壊要員。ママングライ、受けループ対策枠を今期はずっと考えていました。ジャローダアシレーヌを使っていましたが、毒を入れられるとグライオンに勝てなかったため解雇しました。そこで欲しい要素をもう一度考えてみました。1番欲しかった要素として、受け破壊に見えず、使用率が高く、構築に入ってても違和感がないことです。これらを満たすものとして、サーフゴーが思いつきました。カイリューがいるので違和感なく組み込めました。技構成は、自己再生と悪巧みは確定で残り2枠をシャドーボールサイコショック、ゴールドラッシュの3つから選ぶ感じになりました。ゴールドラッシュはppが少なく、グライオンに枯らされるのを嫌って候補から外し、技構成が決まりました。サイコショックハピナスにぶっ刺さったのでこれで良かったと思います。持ち物の隠密マントの安定感も素晴らしかったです。

選出率は19%で6位

[基本選出及び立ち回り]

基本選出
先発エルレイド、裏ウルガモスandミミッキュ

スタンやよくわからない相手に対して投げます。エルレイドは、基本的に目の前に通る技を打ちます。ガブリアスに対しては、サイコカッター+影撃ちで削ってからミミッキュで縛ります。

 

対壁構築 
先発カイリュー、裏ウルガモスand ミミッキュ

アローラキュウコン+ガブリアスなどの基本的な壁構築にはカイリューが刺さりまくっているので初手で暴れます。初手カイリューキュウコン対面は、速攻で鋼テラスを切って龍舞を積みましょう。そのあとアンコールでオーロラベールを拘らせたら、交換読みで攻撃する立ち回りをしても大丈夫です。カイリューが刺さりそうでなければ状況に応じで考えるしかないです。

 

対ママングライやアマガドオー
サーフゴーは確定で、ブリジュラス、エルレイド、カイリューミミッキュの中から選択

 

立ち回り次第ではなんとかなるが、ヒスイバクフーンやラウドボーンがいるととてもきついです。今期は結構多かったのでもっと厚く対策をしておくべきでした。

 

対受けループ
サーフゴーは確定、エルレイド、ブリジュラス、カイリューの中から選択。

エルレイドで相手にテラスを切らせることができれば、サーフゴーで全員終わらすことができました。ハピナスにc6段階上昇したサイコショックを決められたのが非常に気持ちがよかったです。最終日何回か当たったけど負けなしでした。

 

[結果]



最高レート1980 最終レート1946

TNサトシ 最終871位

TNさむそん 最終宇宙

 

最終日の夕方ごろに2ROMレート1950↑でしたが、サブロムを溶かしたあたりから怪しくなっていき、沼にハマってしまいました。命中不安による下振れや、初見殺しなどの勝てず、撤退する流れになってしまいました。この失敗を活かして、来シーズンは命中100のポケモンをできるだけ採用し、下振れをなくしていきたいと思っています。

沼にハマった様子



 

Special Thanks 

あまにさん、ポーラさん、ばれちゃうかもさん、ふじしょーさん、とりさん、サケブシッポサーバーの皆さん

構築相談にプレイングのアドバイスなど、色々教えていただいてありがとうございました。

 

[さいごに]

ここまで読んでくださった方はありがとうございました。来シーズンこそはレート2000に行けるように精進して参ります。